富山ライトレールに乗って沿線観光と言えば岩瀬地区。北前船で栄えた地区です。神通川河口の東側にあります。回船問屋の町屋が残る岩瀬大町通りは、近年整備され観光客が増えています。2006年4月には、富山ライトレール(ポートラム、旧JR富山港線)が開業し、富山県内でも注目を集める観光スポットになりつつあります。街並みだけでなく、富山港展望台から見られる美しい立山連峰の眺望、岩瀬浜海水浴場での浜遊びなども楽しいです。岩瀬の地図
岩瀬大町通り:回船問屋群のある街並みとして知られています。通りは、江戸時代に加賀藩の官道(北陸浜街道)として整備され、加賀藩の参勤交代の行列が通りました。このあたりは、東岩瀬の宿場町として栄え、北前船の回船問屋(森家、馬場家、米田家、佐藤家、佐渡家など)がありました。
岩瀬カナル会館:岩瀬の観光拠点となる施設です。レストラン、物産展示ショップ(お土産屋)、レジャーボート係留施設などがあります。岩瀬運河に面して建っています。富山ライトレールの岩瀬浜電停から歩いて5分くらいの場所にあります。岩瀬運河からみた立山連峰とポートラムの走る姿はちょっとした絵になります。
富山港展望台:展望室の高さが20mあり、富山港を眼下に見下ろすことができ、晴れた日には能登半島や立山連峰を望むことができます。富山港展望台は、入場無料(9:00〜16:30)です。内部は、多少古びて見えますが比較的新しく昭和60年完成の展望台です。
中島閘門(なかじまこうもん)は、富岩運河(ふがんうんが)の開削にあわせて設置(昭和9年完成)されました。運河の上流には工場が誘致され、工業用原料を運ぶ船の往来が盛んでした。昭和30年代まで現役でしたが、その後のモータリゼーションで富岩運河とともに使われなくなりました。現在は昭和初期の遺産(国の重要文化財)として、復元保存され土手には桜並木が作られ市民の憩いの場所になっています。越中中島 電停から西へ歩いて約20分。
アーバンプレイス(Urban Place)は、富山駅北口の正面に立つ都会にあるような素敵なビルです。レストラン・ブティック・旅行代理店(ほくでんトラベル)、フレンドシップ(富山のお土産品・薬を販売)、ワンダーラボ(北陸電力エネルギー科学館)などがあります。
西隣には、オーバードホールがあります。
富岩運河環水公園は、昭和初期に造られた富岩運河の旧舟だまりを利用した親水文化公園です。水辺には、木製の歩道や芝生のスロープが設けられています。運河にかかる天門橋の両側に立つ2つの塔は展望台になっています。